Bloodborne設定考察 Wiki

資料

狩人と獣

• 輸血後の、血と獣の悪夢
• カレル文字「爪痕」など
  狩人の昏い一面、内蔵攻撃により…
• 古狩人デュラ
  …貴公、よい狩人だな
  狩りに優れ、無慈悲で、血に酔っている。よい狩人だ
• 身をやつした男
  狩人など、お前らの方が血塗れだろうが！
  狩人など、この人殺しが！

考察

狩人と獣

• 狩人は内に潜む獣を抑制し、利用する。
  内蔵攻撃は獣を利用する最たるものであり、内蔵攻撃時の手は、獣の爪のような形だ。
  • 内なる獣を抑制しきれない場合、「血に酔」って獣化してしまう。
  • 血と獣の悪夢は、輸血による獣の目覚めと
    それを寄せ付けない狩人としての素質を開花させた、と解釈する。

    You've found yourself a hunter. 「あなたはあなた自身が狩人だと分かったのですね」 -人形

    主人公が獣を抑制できる人間だと（無意識に）分かったことを示す。
    「狩人様を見つけたのですね」は使者に対する人形の台詞で
    使者が狩人の素質を持った人間を見つけたということ。

• 狩人はある意味で、獣よりも獣らしい。
  OPで獣狩りをする狩人は必要以上に残酷に見える。
  獣狩りと言う名目での無慈悲な殺戮を行っており、その手は血に染まりきっている。

血の遺志を継ぐ者

狩人と医療教会

狩人と医療教会の祖、ゲールマンとローレンスは志を同じくするビルゲンワースの同胞である。
ローレンスはDLCによって獣の病克服の研究をしていたことが分かった。
また頭蓋の記憶からは血を使用するかどうかの考え方の違いからウィレームと袂を分かったことも分かる。
つまりローレンスは血による獣の病発症を抑制する研究をしていた。
その実験の成功例が狩人ではないだろうか。
前項で述べた通り、狩人は獣の力を利用する存在であり
狩人とは血の遺志を継ぐ者、つまり血を使用する存在である。

血の遺志を継ぐ者

医療教会の象徴は拝領であり、エミーリアの祈りの台詞「聖血を得よ」と合わせて考えると
ローレンスたちは上位者、青ざめた血からその血を拝領しようとしていたのではないだろうか。
上位者の血の遺志を継ぎ、上位者化を図る存在が狩人である。
しかしながら「3本の3本目」は達成されていないためにゲールマンは囚われてしまった。（ちょうど継ぐ者エンドの主人公のように）
件のメッセージは囚われた後に研究され、発覚した条件かもしれない。

There are two different resources that the Player collects during their time in Bloodborne: Blood Echoes, and Insight.
The Echoes is the method in which the PC Hunter gains power, while Insight is the method in which the PC Hunter gains knowledge.
While some at Byrgenwerth believed that knowledge and understanding of the Great Ones and the higher planes of existence would lead to humanity's uplifting,
others believed that it was through the imbibing and fusing with the Old Blood that would lead to humanity's ascension.
『The Paleblood Hunt』P.8より
プレイヤーがブラッドボーンの物語中で集める2つの異なる財源がある。血の遺志と啓蒙だ。
遺志は力を得る方法であり、啓蒙は知を得る方法だ。
ビルゲンワースのある人々は上位者とその超越的思考を理解し、知ることこそが進化の方法だと考えた。
また別の人々は古い血を輸血することが進化の方法だと考えた。

啓蒙のみを追い求めたのがウィレーム率いるビルゲンワース。
血を追い求めたのがローレンス率いる医療教会、狩人。
どちらか片方だけではダメだった。
この両方を手に入れることが条件であり、主人公が初めて、それを達成することのできた存在だった。
こう考えるのはどうだろうか。

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