血の遺志 のバックアップ(No.1)

資料 Edit

  • 各種死血
    夢に依る狩人は、血の遺志を自らの力とする
    死者に感謝と敬意のあらんことを

    強い遺志が濃厚な死血を生む
    それは偏執にも似て、人の強さを支えるものだ
  • 狩人の徴
    脳裏に刻まれた逆さ吊のルーン。狩人の徴

    これを強く思うことで、血の遺志を捨て、狩人は目覚めをやり直す
    すべてのできごとが、まるで悪夢であったかのように
  • 血の穢れ
    カインハーストの血族、血の狩人たちが
    人の死血の中に見出すという、おぞましいもの

    血の遺志の中毒者、すなわち狩人こそが、宿す確率が高いという

    故に彼らは狩人を狩り、女王アンナリーゼは
    捧げられた「穢れ」を啜るだろう
    血族の悲願、血の赤子をその手に抱くために
  • カレル文字「月」
    ビルゲンワースの学徒、筆記者カレルの残した秘文字の1つ
    それは悪夢に住まう上位者の声を表音したもので
    「月」の意味が与えられ、更なる血の遺志をもたらす

    悪夢の上位者とは、いわば感応する精神であり
    故に呼ぶ者の声に応えることも多い
  • 台詞(人形)
    はじめまして。狩人様
    私は人形。この夢で、あなたのお世話をするものです
    狩人様。血の遺志を求めてください
    私がそれを、普く遺志を、あなたの力といたしましょう
    獣を狩り…そして何よりも、あなたの意志のために
    どうか私をお使いください

考察 Edit

狩人の夢の中において血の遺志は人形による能力アップ時と使者によるアイテムの売買で消費される。
また聖杯ダンジョンにおいても水盆の使者からアイテムを買うことが出来るが、血の遺志による取引はヤーナムでは行われておらず、あくまで夢の中でしか取引はされていない。もしくは「穢れ」という形でアンナリーゼとの接触ができるようになっているだけである。
この血の遺志についてを人形は”普く意志”という表現をしており、主人公が持っている意志そのものという印象を受けるが、あくまで名前に「血の」が付く以上、抽象的あるいは概念的な意味の意志ではなく物体的な実存しているものとして描かれている。
ただ、かといって血の遺志を物体的なものとして捉えるというのも難しい。わざわざ「遺志」という表現を付け足している以上ただの血ではないからだ。
そのため血の遺志は、「血」というものに含まれている物体的な意味に加え、抽象的・概念的な意味での「血」をも表した比喩表現のものだと思われる。
遺志(意志)という言葉もブラッドボーンの世界では多くの面で使われいるため、血と意志は同じ意味を持つものとして考えたほうがいいのではないだろうか。

だが狩人は、遺志により意識を保ち、その副作用だけを利用する
(青い秘薬)

この檻は意志を律し、また俗世に対する客観を得る装置であり
同時に、夢の上位者と交信するための触覚でもある

そして、これは実際に、彼らを望む悪夢に導いたのだ
(メンシスの檻)

モチーフの考察 Edit

そもそも「血」には人体に流れる欠かせないものであると同時に、宗教的な意味、そして様々な比喩表現に使われる。
争いごとなどでは「血を流す」。多大な努力を言い表すときは「血の滲む様な」。人間らしい情を持たないことを「冷血」といったぐあいに多く使用されている。
特に血と意志を結びつける比喩として近いのが「~の血が流れている」というもの。
言うなればその者が持つセンスを表すもので技術が必要なものを扱う場合などに使われたりするが、この比喩は同時に思想・思考などにも使われたりする。
この比喩は血が持つ遺伝という生物的役割から来ているものでもあるため、先代の後継という前提条件がなければ成立しないこれはまさしく血そのものを言い表している。
(血そのものとは言ってないが、シモンとの会話の中で登場する「ビルゲンワースの末裔」という言葉も、思想・思考を血脈という形で比喩したもの)

(興味があるを選択)
悪夢の内に秘密を感じ、それを知らずにいられない…
あんたもう、ビルゲンワースの立派な末裔というわけだ

また、ゲームスタート時のフェイスメイキングにおいて初期能力値を決めるのは主人公が経験した過去である。
血筋や境遇など主人公の様々な出生や経験を経て最終的に狩人に辿り付くが、能力値の長所短所はすなわち狩人としての自分自身であり、それを形成したのは自らのいきさつ。自分に流れている血そのものと表現できるのではないだろうか。
やがて狩人になり、狩りをどんな形で行うのか、目的は何か。それらは狩りを通して経験する様々な経験や思想の影響で遺伝し、最終的な目標の意志を掴む。
血の意志とはすなわち、血という深いところまで根付く、自らを形成した意志そのもののことではないだろうか。

コメント Edit

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示

  • 血の遺志とは自らを形成した遺志そのものではないか。・・・だから、何なの?と思ってしまう。カレル文字月もメンシスが月を呼ぶ儀式を行っていることや、メンシス自体が月を表すことなど他に納得できる関連性があるのに、血の遺志と夢とその象徴の月という婉曲的な繋がりで以って納得できると言われてもあんまりパッとしない。もっと核心的な発見を記事にしてほしい。 -- 田中太郎? 2016-03-13 (日) 11:21:38
    • こいつ色んな所でいちゃもんつけてるな -- 2019-02-07 (木) 01:35:19
  • ここに書くべきか微妙ですが、一応。>血の意志とはすなわち、血という深いところまで根付く、自らを形成した意志そのもののことではないだろうか。 はまさにそうだと思います。ただ、それ故に血液自体に「意志」が含まれていて(具体的な成分や何かとして)物質的な形=血として存在するのかなぁと。 狩人は敵に内蔵攻撃を仕掛けたりなどして敵の血=血の意志を大量に浴びています。なので、ある意味血の意志の中毒者なのかなぁ、と。また、多くの獣やトゥメル人、人と獣の境目のような人たちからは輸血液がドロップします。これは、血の常習者である群衆やカインの召使などは所持しているかもしれませんが、すでに獣になっている人が持っているのはいささか不自然な気もします。なので、狩人が相手の血を瓶に詰めてるのかなぁと想像してみたり。そうなると、相手の血=血の意志を奪っていることになるので、血の意志の中毒者という表現の裏付けになりますかね? ここから先が関係ないんですが、逆に眷属からは水銀弾がドロップします。眷属は獣性を抑えることに成功している、みたいなことを他の考察で読み、確かにと思ったのでそちらを前提にするとこちらも納得いきます。狩人が獣性を(一時的でも)抑えることに成功した人間なら、水銀弾はその血を材料にしていることになります。「その威力は血の性質に依存する部分が大きい」ので、眷属を倒した後は逆に血を水銀弾に混ぜ込んで再利用してるのかなと。 まぁ、眷属の方が上位者性が高く、その血の方が不死性が高いんだから輸血液にしたら上位じゃないの?と聞かれたら反論できないんですが。 駄文失礼いたしました。 -- 2018-11-16 (金) 10:10:37
    • 追記:「血の性質」っていうのが獣性を抑えられた血ってことで、眷属の方が上質なのかと思いました。 エコロジー志向の狩人かわいい。 -- 2018-11-16 (金) 10:12:49
お名前:

  URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

※できるだけ改行は控えましょう。(不必要にEnterで行変えない!)
※ツリー化を心がけましょう。(レス書き込む前に(ラジオボタン)をチェック!)



ホーム リロード   新規 下位ページ作成 コピー 編集 添付 一覧 最終更新 差分 バックアップ 検索   凍結 名前変更     最終更新のRSS