ゲーム仕様考察 のバックアップソース(No.7)
#contents *資料 [#hf269efa] -HP 生きる力、ないし意思 これがゼロになると、力尽きる -防御力 素の肉体、あるいは存在の持つ攻撃を防ぐ力 -リゲイン 本作のテーマの一つ「死闘感」を演出するためのシステム。 返り血を浴びる事により生きる力を得る、と考えがちだが、 宮崎ディレクターの発言により否定されている。 http://gigazine.net/news/20150402-bloodborne-miyazaki-hidetaka-interview/ #region(宮崎英高氏へのインタビュー) G: 仕掛け武器の話が出てきたのでお伺いしたいのですが、今回のBloodborneから攻撃して返り血を浴びると体力を回復できる「リゲインシステム」という特殊なシステムを採用しています。 宮崎: 「返り血を浴びると」というのは実際には語弊がありますが、確かにリゲインは特殊なシステムですよね。 元々リゲインについては、本作のバトルのテーマであった「死闘感」、そのために考えられたシステムなんです。 防御の概念を能動的なものに変更し、それにより死闘に誘い、死闘感を演出する、それがリゲインシステムの狙いであり、着想ですね。 リゲインの最初のイメージは、「事後ガード」なんです。 ダメージを喰らった後に攻撃することで、防御していれば喰らわなかったダメージを取り返す。 事後であれ攻撃自体は能動的なものですし、判断や戦術性の余地もあり、死闘への誘導、死闘感演出にもつながっていけば、ということで考えられたものです。 バトルの「死闘感」は本作の主要なテーマの1つであり、リゲインはそれを支える重要な要素の1つですから、うまくいっているとよいのですが。 #endregion *死と遺志[#x3e0455a] -ゲームとしては、死んだとしても何度でも蘇り、リトライできるのは当たり前のことであるが ゲールマンの手による死は、エンディングに向かう場合と再戦につながる場合とがある。 「遺志を継ぐ者」ルートでは、ゲールマンと戦闘し、何度殺されても主人公は復活し再戦を挑む。 「ヤーナムの夜明け」ルートでは、ゲールマンに介錯された主人公は狩人の夢から解放され、ヤーナムに夜明けが訪れる。 この差はゲームの都合と考えることも出来るが、今回は意味のあるものとして解釈してみたい。 &br; -''ゲールマン戦'' ゲールマンの介錯を拒み、ゲールマンと戦闘することを選んだ際、負けて死んだとしても生き返り、再戦することができる。 これをストーリーの一環として考え、主人公が「死」を受け入れていないことを示していると捉えられないだろうか。 逆に、エンディング「ヤーナムの夜明け」において主人公が狩人の夢より解放されたのは、完全に「死」を受け入れたからではないだろうか。 &br; -''考察'' |HP&br;生きる力、ないし意思&br;これがゼロになると、力尽きる| |輸血液&br;ヤーナム独得の血の医療を受けたものは&br;以後、同様の輸血により生きる力、その感覚を得る| |青い秘薬&br;脳を麻痺させる、精神麻酔の類の薬&br;だが狩人は、遺志により意識を保ち、その副作用だけを利用する&br;すなわち、動きを止め、己が存在そのものを薄れさせる| これらを合わせて考慮すると、狩人たちは''遺志/意志''によって肉体を動かしているということになる。 負傷した際に、輸血により直接回復するのではなく、意志を保つことによって回復をする。 したがって、「死」を受け入れないという意志を持っている限り、主人公は甦ることができるということだ。 「遺志を継ぐ者」ルートでは、ゲールマンが何度も主人公を狩ることでその意志を摘み取る意味があると思われる。 実際、ゲールマンにやられると「君、死を受け入れたまえよ…」と言う台詞を聞くことができる。 *本編は夢か現実か [#we998fb0] ''よくある議論として、「どこからどこまでが夢なのか」というものがある。'' -説1:狩人の夢、教室棟、悪夢の辺境、メンシスの悪夢は夢(と呼ばれる空間)である -説2:主人公が輸血を受けた後からヤーナムの夜明けまで全て夢である --「何があっても…悪い夢のようなものさね…」(冒頭イベント) --「その直後から、悪夢がはじまったのだ」(汚れた包帯) --上位者/狩人の力・精神が原因で夢と感じられるような事象が発生する --死んだとしてもいくらでも蘇れたり、脳裏に刻まれたルーンを強く思うことによって「まことに都合良く」目覚めをやり直せたりする --啓蒙が高いと敵が魔法を使ったり武器に属性を纏う、青い秘薬を飲むと存在が認識されにくくなるなど精神が世界に影響している -説2への反論 --「ヤーナムの夜明け」で夢から目覚めたとき、介錯される直前の服を着ているため、ずっと夢を見ていたわけではない --「血と獣の悪夢から目覚めたとき、…」(異邦の服)とあるので、輸血を受けた後は夢ではない (「悪い夢のようなもの」「悪夢が始まった」は比喩表現であり、実際に夢だと言っているわけではない) --現実的でない現象が多々発生するが、そもそもの世界観がそういうものである **青い秘薬に関する議論 [#fadf15cc] -青い秘薬は精神麻酔であり、狩人自身の脳が麻痺するだけで 敵の脳が麻痺するわけではないのに、敵に認識されにくくなる。 これはおかしいのではないか? -回答としては、「青い秘薬には存在を薄れさせる副作用がある」ことはテキストから確定し なぜ脳を麻痺させることで存在が薄れるのかは解釈を必要とする、ということになる。 その解釈としては精神が現実に反映する、というのが今のところもっともらしい。 &br; -【PS4】Bloodborne ブラッドボーン 世界観設定議論・考察スレ7 [転載禁止](c)2ch.net より。 ''青の秘薬のテキスト見て、自分はこれ(シナリオ本編)は夢なんだと確信した'' 72 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/05/22(金) 14:11:56.03 青の秘薬のテキスト見て、自分はこれ(シナリオ本編)は夢なんだと確信した なぜなら考えてもみると、なぜ狩人が薬を飲んで狩人の脳が麻痺したら存在が薄くなる(敵から認識されなくなる)んだ。 認識するのは敵なのだから敵の脳を麻痺させるっていうならわかるが、認識をする相手自身には全く干渉せずに相手の認識に影響する、これは現実的に考えれば絶対に不可能だ。 ということはつまり、やはりこの世界、正確に言えば狩人が認識している世界は、狩人の脳が作っているかそうでなくとも影響しているということ。 これを「夢」と見るかは別として、すくなくともこの狩人のいる世界というのはそういう性質だとわかる。そして夢という事象はこれにぴったり当てはまる ''反論:青い秘薬の副作用は万人に起こり得る'' 118 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/05/22(金) 19:47:45.09 ID:OiqFzTTO0 ここで文章分解のプロ、俺、登場! 【青い秘薬説明文(wikiより拝借)】 医療教会の上位医療者が、怪しげな実験に用いる飲み薬 それは脳を麻痺させる、精神麻酔の類である だが狩人は、遺志により意識を保ち、その副作用だけを利用する すなわち、動きを止め、己が存在そのものを薄れさせるのだ 以下分解(枕言葉に「青い秘薬は」とつけてお読み下さい) 1.医療教会上位医療者が怪しげな実験に用いる薬である 2.脳を麻痺させる精神麻酔の類である 3.存在そのものを薄れさせる副作用がある 4.脳を麻痺させるが、狩人は遺志により意識を保つことができる 5.副作用だけを利用することにより、動きを止め、己が存在そのものを薄れさせることができる はい、ここで注目すべきは3です 副作用があるという説明は青い秘薬そのものにかかっており、 対象の限定がありません。つまり誰が飲んでも「存在は薄れる」ます! 狩人を対象としているのは「副作用だけを利用する」ところだけで、 そのための条件として「遺志により意識を保ち」というものが挙げられています つまり青い秘薬は誰が飲んでも存在が薄れる魔法の薬ということだ! *コメント [#ica2b2c8] #pcomment(,reply,10) &color(Red){''&size(20){※できるだけ改行は控えましょう。(不必要にEnterで行変えない!)};''}; &color(Red){''&size(20){※ツリー化を心がけましょう。(レス書き込む前に(&attachref(画像置場/radio.jpg,nolink,ラジオボタン);)をチェック!)};''}; #br |