ストーリー考察 のバックアップ(No.31)
ストーリー説明A
以下は推測を含む、ストーリーの解釈の一つである。(編者:ari)
3つのエンディング
それぞれのエンディングは平行に並んだ、等価なものではない。 エンドA
エンドAでは今回限りの獣狩りの夜を終わらせ、主人公だけが夜明けを迎えることになる。
今回、主人公は獣狩りの夜を終わらせたが、ヤーナムはもう獣狩りの必要がなくなったのだろうか? エンドB
エンドBはエンドAの裏面であり、続きである。
エンドA/Bでは青ざめた血を半分しか回収しきれておらず、狩りを全うできていない。 エンドC
なぜエンドAおよびエンドBではまた獣狩りの夜が始まるのだろうか?
HUNTED NIGHTMARE
HUNTED NIGHTMAREの読み取り方、
悪夢=獣狩りの夜=その原因の上位者たちを狩った。 まとめ
エンドAでは獣の病蔓延の原因、メルゴーの泣き声を止めることで悪夢を終わらせた。 以上のように、それぞれのエンディングは描写される内容が連続的であり 説Aに対する反論・補足
反論:エンドAでは解放されているのに、エンドBでは解放されていないという解釈は矛盾があるのでは? ブラッドボーンA、ブラッドボーンB、ブラッドボーンCのようにそれぞれの物語があり、
同氏はインタビューにおいて、「青ざめた血を求めよ」とはメンシスの儀式を止めることを意味すると答えています。 これに対して、エンドBでは月の魔物が登場します。
補足1. 「青ざめた血」の意味を走り書きを残した時点で知っていたかどうか。 コメントにて 結論から言えば、ブラッドボーンをプレイしているプレイヤー視点での発想をここでは取り扱っている。 あえてインゲームで考察を止めるなら、「主人公以外の誰かが青ざめた血という単語だけを伝えた」ということになるだろう。 ストーリー説明B
まず前提として、Bloodborneの主人公には自由意志が存在している。 「青ざめた血を求めよ。狩りを全うするために」とは、主人公がおそらく手術を受ける前に、自筆で書いた走り書きだ。 主人公はさらに、狩人の夢でゲールマンから話を聞くことができる。 2つの目的と青ざめた血
目的Aは、記憶を失う前に主人公が書いたメモで、恐らくゲーム開始時にはその意味を思い出すことができない。
目的Bは、比較的理解しやすい。 それはゲーム内の手記などから読み取れる。 では、赤い月はなぜ近づいたのか?
目的Aは、目的Bのその先にあるように感じられる。 ここで、エンディングについて見てみよう。全部で3種類ある。 ヤーナムの夜明け 遺志を継ぐもの 一見バッドエンドだが、ここでも目的Bの達成条件は満たしており、今回の獣狩りの夜は明けた、と考える。 幼年期のはじまり これも目的Bは達成している。しかし、ほかの二つとは大きく違うところがある。
この目的は、主人公(プレイヤーという意味ではない)自身の目的ではないように思える。 メンシスの儀式により、赤い月が現れた。⇒赤い月が近づくと、獣の病が蔓延する。⇒儀式を止めるには、赤子の泣き声を止める必要がある⇒メルゴーの乳母という上位者が、赤子を守護していたので、それを倒す。
「青ざめた血を求めよ。狩りを全うするために」。 「見たまえ!青ざめた血の空だ!」という手記があるように、 一体、「狩りの全う」とは何を意味するのか?いままで獣狩りの夜を戦ってきた狩人たちは、誰もそれを成しえていなかった。 狩りの全うと上位者
Bloodborneにおいて、たびたび「人間は獣である」、というメッセージが語られる。
主人公は、青ざめた血を求めて、狩りを全うしようとしている。本当の意味での「狩り」を。 赤い月が出ている時に、現れるものがある。 主人公は三本目のへその緒を使い、上位者の知恵、瞳を授かることにより、上位者たる資質を得た。 「青ざめた血を求めよ、狩りを全うするために。」とは、すなわち、 主人公が上位者になったことで、どんな影響が出るのかは分からないが、 仮説
説Bは、Bloodborneのストーリー、その全体像を大まかに考察したものである。そこに記したものについて、さらに見解を深めた考察を、補足としてここに記す。
メンシス学派は、赤い月を呼び、ゴース(ゴスム)のような強い力を持った上位者を召喚することで、その存在から瞳を授かろうとしていた。そのために行ったのが、メンシスの儀式である。だが、メンシスの儀式で現れた上位者は、女王ヤーナムの子、メルゴーである。
そのメルゴーを奪いに、あるいは守りに、偉大なる上位者、メルゴーの乳母が現れた。ミコラーシュ達、メンシスの学徒の遺体がミイラ化していることから、彼らがメンシスの悪夢を作ってからは相当な時間が経っていると思われる。元々彼らが意図的にメルゴーを呼び、その後さらにそれを餌として別の上位者を呼ぶ、というところまで考えていたのかは分からないが、今回の獣狩りの夜に、その原因となる儀式は始まった。それはおそらく再誕の広場辺りで行われた。そこに赤い月が現れ、メルゴーが現れたが、メンシスの悪夢へと移された。メルゴーの乳母も、それによってメンシスの悪夢にいるのだ。儀式を行ったのが誰なのか、正確には分からないが、メンシス学派の肉体はミイラになっているし、悪夢でもミコラーシュ以外の学徒は見かけない。トゥメル人の狂った女たち、鐘を鳴らす女が再誕の広場にいることから、彼女らが行ったのかもしれない。そして、彼女たちは赤い月から異形を呼ぶ。再誕者、あれはどういった存在なのだろうか?
捨てられた古工房に、三本目のへその緒があり、狩人の夢のそれとそっくりの人形があること、ゲールマンが月の魔物に囚われていることから、ゲールマンが月の魔物を呼んだ、と想像するのは難しくない。そして囚われたのだろう。
人形をゲールマンが作ったと仮定するなら、彼は人形に生命を吹き込みたかった。それを望んでいた。それは叶わず、古工房で見られるように、人形はかすかに手の指を動かすだけだった。しかし、狩人の夢の人形は、啓蒙があれば動いているのを見ることができ、話もできる。ゲールマンの望みが叶ったといえる。月の魔物を呼んだことは、そこに起因するだろうか。 ゲールマンの望みを叶えた月の魔物は、優しい部類の上位者なのかもしれない。だとしても、自らの身を犠牲にするほどとは、上位者たちの「赤子を求める」という欲求は恐ろしいまでに強いのだろう。
主人公は人間から上位者の赤子に変態した。おそらく偉大なる上位者になったと思われる。ロマと違い、眷属ではない上位者となったことで、人の進化は次の段階へ入った。まさに、ウィレーム達が望んでいたことである。 コメント
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