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ストーリー考察 のバックアップ(No.3)
作中での主人公の行動
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| しかしオーバーロードの真の目的は、オーバーロードが仕える『オーバーマインド』という更なる上位者の意図するところにあった。 オーバーマインドは人類を更なる精神的な高みへと誘導し、自らの一部として取り込む事にあった。 オーバーロードは彼らの意を受けて人類を破滅から救い、人類が更なる存在へと脱皮する道筋を立てるために地球に派遣されたいわば産婆のようなものであった。 人類にその変化のきざしが訪れたとき、人類は過去の世代と断絶し、旧人類は滅亡への道を辿る。 旧人類が持つ個としての意識や感情といったものはオーバーマインドとは全く相容れない物だからだ。 最期の旧人類が新人類の『幼年期の終わり』を実況する中、オーバーロードは自らの故郷の星へと帰還するところで物語は幕を閉じる。 アーサー・C・クラーク著 『幼年期の終わり』について ![]() |
これに基づき、ストーリーを解釈する。
| 3本の3本目。 |
| ローレンスたちの月の魔物。「青ざめた血」 |
| 上位者狩り。上位者狩り |
| ウィレーム先生は正しい。情けない進化は人の堕落だ |
| 『人の進化は、次の幼年期に入った』-トロフィー:幼年期の始まり |
それぞれのエンディングは平行に並んだ、等価なものではない。
エンドA「ヤーナムの夜明け」、エンドB「遺志を継ぐもの」、エンドC「幼年期の始まり」とすると、A→B→Cの順序があり、
その順に情報を読み取っていく必要がある。
「青ざめた血を求めよ。狩りを全うするために」と「獣の病蔓延の原因を潰せ。さもなくば、夜はずっと明けない」
この目的を示す2つのメッセージは、読み取り方がエンディングで異なる。
言い換えれば、エンドAで読み取ることのできる一次的な意味と、エンドCで読み取ることのできる二次的な意味がある。
エンドAでは今回限りの獣狩りの夜を終わらせ、主人公だけが夜明けを迎えることになる。
| 赤い月が近づくとき、人[と獣]の境は曖昧となり… |
| メンシスの儀式を止めろ。さもなくば、やがて皆獣となる |
| 狂人ども、奴らの儀式が月を呼び、そしてそれは隠されている 秘匿を破るしかない |
今回、主人公は獣狩りの夜を終わらせたが、ヤーナムはもう獣狩りの必要がなくなったのだろうか?
…その答えはエンドBで明かされる。
エンドBはエンドAの裏面であり、続きである。
介錯を受け入れず、ゲールマンを倒すと、主人公はゲールマンの代わりとなってまた獣狩りの夜が始まる。*3
なぜエンドAおよびエンドBではまた獣狩りの夜が始まるのだろうか?
獣の病蔓延の原因は赤い月である。
そしてエンドBで分かる通り、月の魔物が現れる際に赤い月が現れる。
獣の病蔓延の原因はメンシスの儀式と、月の魔物なのだ。
以上のように、それぞれのエンディングは描写される内容が連続的であり
それぞれを平行に並べるのではなく、ひとまとまりの物語として読むことができる。
エンドA、エンドB、エンドCと見るのではなく、はじまりからエンドCまでがブラッドボーンの物語だという読み方ができるということだ。
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