記事中にゴースの遺子が臍の緒を落とさないことから元人間である可能性云々…みたいな考察があるけど
三本目の臍の緒は単に人間から生まれた上位者だけが持つものだからじゃないの?
臍の緒の英文解説にはEvery Great One loses its child, and then yearns for a surrogate、つまり「自身の」赤子の「代理を」求める、とあるから生粋の上位者にはもともと無いものなんだと思う
本編で手に入る臍の緒のうち3つはアリアンナ&オドン、偽ヨセフカ&オドン(懐妊前にオドンの蠢きを落とすから)、ヤーナム&たぶんオドン(作中の他の古い上位者であるエブリやゴースは雌個体だしアメンドーズも少なくとも海外版名称は女性名詞)で、どれも人間が産んだ上位者の赤子のもの
あとは古い工房にあるやつだけど、あれはおそらくマリアとオドンの子である月の魔物のものだったんじゃないかな
ヤーナムやその血を継いだカインハーストの血族だけがオドンの子を孕む、臍の緒は古工房の人形のすぐ傍の机に大事そうに置かれている、アートワークにある月の魔物のページにオドンのテキストがある、などがそれを示唆しているし
それこそが、月の魔物とともに生まれた「狩人の夢」(古工房の臍の緒テキスト「故にこれは青ざめた月との邂逅をもたらし それが狩人と、狩人の夢のはじまりとなったのだ」)にゲールマンがずっと囚われ続けたことの理由だったんだと思う -- 2016-03-17 (木) 00:53:37