青ざめた血 のバックアップ差分(No.23)

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#contents
*資料 [#od699f2c]
-ほう…「青ざめた血」ねえ…&br;確かに、君は正しく、そして幸運だ&br;まさにヤーナムの血の医療、&br;その秘密だけが…君を導くだろう
-「青ざめた血」を求めよ。狩りを全うするために
-見たまえ!青ざめた血の空だ!
-ローレンスたちの月の魔物。「青ざめた血」
&br;
-宮崎氏へのインタビュー
''In this game, the hero is motivated to set off following a hastily-written note&br;telling you to "seek paleblood to transcend the hunt".''
''The term "paleblood" is hardly used at all afterwards, though.''
Right.
I had considered making that a little easier to understand...but we wound up going with that.
I think there are two different ways you could interpret "paleblood" here.
One is the color of the sky after you defeat the Vacuous Spider and the Mensis secret ritual is revealed.
The sky there is a very pale blue, like a body drained of blood.
I think there's also a message placed in Yahar'gul, Unseen Village that calls back to that.
This is before the ritual is revealed, so when you're kidnapped and go to yahar'gul,
you don't know what it could mean yet.
Then, after the ritual, you could look at it again and it'll dawn on you...
That was my intention, anyway, but I have to admit,
that's probably a bit tough to pick up on (laughs).
But either way, this leads to the interpretation that "seek paleblood" refers to
uncovering that ritual and putting a stop to it.
&br;''ゲームでは主人公は「青ざめた血を求めよ。狩りを全うするために」という走り書きを出発点として動き出しますが''
''「青ざめた血」という単語はそれ以降ほとんど出てきませんね。''
そうですね。
もう少し分かりやすくしようと思っていたのですが、こうなりました。
ここでは「青ざめた血」を2通りに解釈できると思います。
ひとつは空の色。白痴の蜘蛛を倒し、メンシスの秘密の儀式を暴いたときの空の色ですね。
そのときの空はとても青白く、血の抜けた体のようです。
それを思い起こさせるメッセージがヤハグルにあると思います。
このメッセージは儀式が暴かれる前からあり、さらわれてヤハグルへ行った時にはまだ意味が分からないでしょう。
そして儀式を暴いた後、それをまた見て、やっと腑に落ちる…。
それが私の狙いだったのですが、ちょっと気付くには難しすぎたかなぁと、認めざるを得ませんね(笑)
しかしまぁ、いずれにせよ、これは「青ざめた血を求めよ」が儀式を暴き、
それを止めることを指すという解釈につながると思います。
&br;''Was it not reffering to the blood of the Great Ones?''
Right, that's another interpretation.
"Paleblood" is another name for the monster that comes from the moon under certain conditions.
I think there's another message in the lecture building that hints at this,
but I don't want to go into too much more detail here.
This is someplace where I want to leave room open for the imagination - both my own and the imagination of gamers.
&br;''上位者の血を指すというのは、違いますか?''
確かに、それがもう一つの解釈です。
「青ざめた血」はとある状態の月から現れるモンスターの別の名前です。
教室棟にこれのヒントとなるメッセージがあったと思いますが、これ以上はここで語るのはやめておきましょう。
これは想像の余地、自分自身とそれからプレイヤー両方の想像の余地、を残しておきたいところなので。
*考察 [#abda8001]
-''見たまえ!青ざめた血の空だ!''
このメッセージと走り書きとを合わせて「青ざめた血の空を求めよ」と読み
「メンシスの儀式を暴き、青ざめた血の空にせよ」と解釈する。(インタビューより)
&br;
-''上位者の血''
上位者の死血は青い血の色(正確には赤い血の中に青く発光する遺物がある)をしている。
&attachref(./jokets.jpg,nolink,20%);
&br;
--主人公の目的
青ざめた血は&color(blue){''上位者の血''};であり、&color(blue){''月の魔物の別名''};である。
青ざめた血は&color(blue){''上位者の血''};であり、&color(blue){''月の魔物の別名''};である。(インタビューより。尚、後者は宮崎氏自身が断定し語っているものの、前者は解釈のひとつとして認めるに留めており、確定要素ではない。)
また「狩りを全うするために」青ざめた血を求めているので、最終目的は狩りを全うすることである。
「狩りを全うする」については[[ストーリーライン>http://bloodborne.swiki.jp/index.php?%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%86%85%E3%83%A1%E3%83%A2#r116735a]]を参照のこと。
&br;
--主人公の動機
|主人公もまた、そうした病み人の一人であった… -公式ホームページ Story|Story&Charactersより|
病を治すためにヤーナムへ来たと考えるのが妥当だろう。
そう考えると、青ざめた血を求め、狩りを終えることで病が治るということになる。
しかし、狩りを終えることが病を治すことになるというのは少しおかしい。
そこで、もう一つの可能性として、主人公は上位者から病となる原因を受け、その復讐として狩りを全うしようとしているという考えも出てくるのではないだろうか。
もしくは、青ざめた血を手に入れた時点で病が治り、狩りをするというのはさらに復讐をするということかもしれない。
|公式ホームページにあるこの一文は、パッケージやオンラインマニュアルの同文では削除されている。|
意図的なものか行数の都合なのかを知ることはできないが、製作の過程でプロットが変更になった可能性も考えられる。
主人公が医療行為を求めてヤーナムを訪れたとする動機と、狩りを全うするという目的が繋がらないのはそのためかもしれない。
つまり、発売後のプロットでは、主人公の動機は不明であり、ただ「狩りを全うする」という目的のみである、という考え方もありうる。
&br;

-「青ざめた」に関する考察
青ざめた血が上位者の血を指すのは確かだが、
実際の月の魔物の血やアメンドーズの血は全く青ざめておらず、真っ赤である。
なぜ「青ざめた血」という呼称にしたのだろうか?
一つの仮説として、「青ざめた」というのは、人間の赤い血に反する隠喩として
「人間でない血」を指すための名付けであると考えてみたい。
--&color(Blue){空はとても青白く、血が抜けた体のようです};
青ざめた血というのは赤い血を体から抜き、上位者になることの隠喩であると考えるのはどうだろうか。
*田中氏によるインタビューに関する誤読とされている部分 [#gf3007c9]
問題の記述は以下である。
#br
----
(インタビューより。尚、後者は宮崎氏自身が断定し語っているものの、前者は解釈のひとつとして認めるに留めており、確定要素ではない。)
#br

-「青ざめた」に関する考察に対する反論
宮崎氏のインタビューでは“青ざめた血”をモンスターの別称であると断言している。しかし上位者の血であるかどうかは解釈のひとつとしてしか扱っておらず、明言を避けた上で“自分自身とプレイヤー両方の想像の余地”を残したいとあるように考えが違うことを示している。
つまり“上位者の血を指すのは確か”という考察の前提を根拠として扱えるものがない。上位者の死血に関しても、“血の遺志を宿した遺物”が青く描かれているだけで、血液そのものが青という描写はない。
その上で宮崎氏が言及している“青ざめた血”から考えると、青ざめた血の空に現れるモンスターを指して“青ざめた血”という呼称になったと言える。
異形ですら赤の血が多いのに“人間でない血”を指すための名づけ、人間の赤い血の隠喩とするのは些か強引ではないだろうか。

考察議論:インタビューの翻訳を行った田中太郎氏は、&color(Red){「one another は同値関係を示すものであり、interpret には解釈以前に受け手の考えに関係なく完璧に通訳するという意味があり、空の説明が確定要素なら上位者の血も確定要素である」};としている。しかし反論を書いた名無し氏が問い質した所、その事実はなく、むしろ間違いであることが確認された。以降、田中氏からこの件に関するコメントは寄せられていない。コメント欄が荒れているが、これを区切りとして双方鎮まっていただきたい。

----
#br
まず、この項目は考察そのものではなく、
考察をする前提である資料の読解についての議論である。
そのため本来書くまでもない、および書くべきでない事柄である。
しかしながら、適切な読解が出来ておらず議論の前提すら成り立たない事態が生じてしまったため
あえてここに適切な読解について記す。
#br
(あえて後述とするが、これは田中氏の文面である。しかし田中氏の語る議論の前提すら成り立たない事態を生じた責任は彼自身にあることも、コメント欄での騒動を抜き出し&color(Red){田中氏の掲載する本文中の嘘と共に};追及したいと思う。)
#region(**適切な読解 [#y7e10a86])
さて、インタビュー記事は要約すると以下のようになる。
#br
青ざめた血は2通りの解釈の仕方ができる。
1つはロマを倒しメンシスの儀式を暴いた後の空の色だ。
この解釈は、「青ざめた血を求めよ」とは儀式を暴き、それを止めることを指すという解釈に繋がる。
もう1つの解釈は青ざめた血は上位者の血を指すというものだ。
青ざめた血は月の魔物の別名であるが、これ以上は話さないでおく。
#br
-''2つ/1つ/もう1つ''
宮崎Dはとても分かりやすく話をしてくれている。
2つの解釈の仕方があり、1つは~で、もう1つは~だ、と整理してくれている。
文章構造の枝分かれを示す表現だ。
コメント欄では同値関係と言ったことに対して批難があるが
構造的に「1つ」と「もう1つ」の位置関係は並列であり、等価である。
┌1つ
└もう1つ
&br;例を出して、より話を深める。
「うちには二人の息子がいる。
A:一人は明夫という。
B:明夫はやんちゃでいたずら好きだ。
C:本当に困ってしまうよ。
D:もう一人は浩史といって
E:こちらはおとなしい子だ。
F:手がかからなくていいんだが、反抗期がこわいんだ」
文章構造としては
A→B→C→D→E→Fと切れ目なくただ流れているのではなく
┌ 一人は明夫 ─ やんちゃでいたずら好き ─ 困る
└ 一人は浩史 ─ おとなしい ─ 反抗期が怖い
というように、並列表現が挟まることで構造の階層化がなされ
この場合では2つのまとまりが形成される。
本文のインタビューも同様に、この大きな枠組みで整理、理解することができる。

#br
-''interpret''
ここで英語の講義をするのは甚だ場違いなのだが仕方ない。
皆さんに知っておいてもらいたいのは「&color(Red){意味と訳は違う!};」である。
正直この言い方はあまり上手くないので今は意味がわからないだろう。
詳しく説明する。
&br;日本語には「ヤバイ」という単語がある。
我々は、ヤバイにはもちろん1つの意味しかないと思うだろう。
しかしながらヤバイには少なくとも2つの訳がつけられる。
 ''a.''アイツマジヤバイ(頭おかしい) He is crazy.
 ''b.''アイツマジヤバイ(テスト満点) He is excellent.
このようにヤバイは文脈によって意味する方向が逆になり
訳語は複数つけられる。
ではヤバイには2つの意味があるのか?
そんなことはないだろう。
中心となる、核となるヤバイの「意味」は「程度が甚だしい」であり
それが甚だしく良いか悪いか、文脈によって訳語が変わるだけだ。
卑近な例で分かりづらかったかもしれないが
このように、単語は核の意味、イメージがあり、
訳語はそれが文脈によって違った現れ方をしたものだ。
複数の意味があるのではなく、意味は1つでありながら、訳が複数できるというだけだ。
&br;さて、ではinterpretの話に戻ろう。
interpretには「通訳する、理解する、説明する、解釈する」など複数の訳語がある。
ヤバイは甚だしく良い・甚だしく悪いというように
甚だしいという点で共通点が見いだせた。
interpretの4つの訳語にはどんな共通点が見いだせるだろうか?
interpretの根本的なイメージは何なのだろうか?
&br;単語の「意味」を調べるときに役立つのは語源だ。
Online Etymology Dictionary(オンライン語源辞書)には
interは「間(あいだ)」であるが、pretについては起源不明であり
「広げる」もしくは「売買する、売る」ではないかと書かれている。
どちらにせよ、間で何かするという意味だ。
「通訳する」は2つの言語の間をつなぐこと
「理解する」「説明する」「解釈する」はAをBと理解するというように
2つの物事を意識し繋ごうとすること
どれも2つの間を何とかするという意味でまとめられるだろう。
今回であれば、青ざめた血は2通りにinterpretできると言われたら
青ざめた血という単語(A)とその意味(B)は2通りにつなぐことができる
と読むことができるだろう。
&br;本文の訳出を「解釈する」としたのは
宮崎Dがインタビューにおいて実際に「解釈する」と
日本語で答えたであろうと予想したためであるが
「理解できる」や「説明できる」と訳しても全く問題ないということは
ここまで読んでいただければ分かってもらえると思う。
#endregion

#region(**誤読 [#we7cf887])
再掲しよう。
-「青ざめた」に関する考察に対する反論
宮崎氏のインタビューでは“青ざめた血”をモンスターの別称であると断言している。
しかし上位者の血であるかどうかは解釈のひとつとしてしか扱っておらず、
明言を避けた上で“自分自身とプレイヤー両方の想像の余地”を残したいとあるように
考えが違うことを示している。
つまり“上位者の血を指すのは確か”という考察の前提を根拠として扱えるものがない。

-インタビュー要約
青ざめた血は2通りの解釈の仕方ができる。
1つはロマを倒しメンシスの儀式を暴いた後の空の色だ。
この解釈は、「青ざめた血を求めよ」とは儀式を暴き、それを止めることを指すという解釈に繋がる。
もう1つの解釈は青ざめた血は上位者の血を指すというものだ。
青ざめた血は月の魔物の別名であるが、これ以上は話さないでおく。

#br
''「しかし上位者の血であるかどうかは解釈のひとつとしてしか扱っておらず、明言を避けた上で」''
#br
宮崎は異なる2つの意味で理解できるとしており、その2つ目が上位者の血であると明言している。
「解釈の一つとしてしか」ではなく可能な理解の「2つのうちの1つ」として述べている。
そして解釈であるから明言でないというのは、解釈という単語にこだわりすぎである。
前述の通り、理解や説明とも置き換えられると分かれば誤解に気付けるだろう。
#br
''「“自分自身とプレイヤー両方の想像の余地”を残したいとあるように''
''考えが違うことを示している。」''
#br
宮崎は2つ目の理解の仕方をはっきりと言っており、考えが違うなどとはどこにも書いていない。
「想像の余地を残したい」は「これ以上の説明を避ける」にかかっているのであって
「もう1つの解釈は上位者の血である」にはかかっていない。
本文では「これ以上の詳細は語りたくない。これは想像の余地を残す場所だ」となっている通り
月の魔物の別名という事実以上の説明を避けたいと言っているだけである。
#br
明夫と浩史の例で考えよう。
「もう一人は浩史と言うんだ。あいつは臆病でさ・・・おっとこれ以上はやめとこう
これは君と僕の想像の余地を残しておきたいところなんだ」
とつながっていたら
「二人目の息子は浩史であり、臆病である」と言っていいだろう。
「二人目の息子は浩史であるとは明言できず、違った息子がいるが、臆病である」とはならない。
君と僕の想像に任せられるのは、浩史の臆病さ以上の詳細情報についてであり、
もうひとりの息子についてではない。
#br
(著す、田中太郎)
#region(**コメント欄における考察議論の流れ: [#we7cf887])
インタビューの翻訳を行った田中太郎氏は、「one another は同値関係を示すものであり、interpret には解釈以前に受け手の考えに関係なく完璧に通訳するという意味があり、空の説明が確定要素なら上位者の血も確定要素である」としている。しかし反論を書いた名無し氏が問い質した所、その事実はなく、むしろ間違いであることが確認された。
その後は沈黙の後、再開された議論も田中太郎氏は肝心な点をずれて答えたり一方的に名無し氏の解釈は間違いであると決め付けたページの編集が行われた。これに反感を覚えた閲覧者の一人が田中太郎氏の矛盾点や議論で理解できていないとされる文章の付け足しを行ったところ、整理した記述を改変されたと田中太郎氏からの苦情が寄せられた。
問題として文章本文に手は付けられていなかったが、田中太郎氏は名無し氏を間違った解釈とコメント欄の議論を無視した結論をこれが答えとでも言うようにページの編集を行っていたため、これに編集者や他の者が反発。自らの行動を棚に上げた身勝手な氏の姿勢が反感を呼んだ。
また文章内で氏の説明した文章は肝心な部分が改変されており、コメント欄に掲載されていたものと意味の異なる文章(名無し氏が唱えた文章と同一の内容で、コメント欄で田中太郎氏が発言したものとは全くの逆)が紹介されるなど田中太郎氏による“嘘”が発覚。これについては実際に嘘なのかどうか氏に何度も説明が求められているが、答える事ができていないのが現状である。
その後も議論が続いているが、氏は論点のずれた解答をするばかりか、「こうではないか」と問い詰められ答えに困窮すると今までの議論を全て無かったことにし、「無関係である」と打ち切って別の論点へのすり替えを行った。
実際にはこのすり替わられた論点というのも当初の議論にあったもので、これを回答する為に積み上げてきた議論を氏は身勝手に白紙にしようとしたのである。
これについては名無し氏が当初から懸念し指摘をしていた事であり、予言すらされていたのだ。「明確に終了していないものや、説明なく論点を次のものへ、次のものへと移す方は考察や討論をしたいのではなく、相手を打ち負かしたいという考えが中心な人が非常に多いです。(中略)こうしているとまた件の解釈やoneとanotherの話に戻ったり、更に別の論点へ移動したりすることが多くなります。」と。
名無し氏が恐れていたように田中太郎氏は積み上げた会話を再び元の議論に戻して自分の不利となった説明を無かったことにし、自分の意見だけを通そうとしている。これらを早い段階で予想していた名無し氏のご慧眼には恐れ入るが、田中太郎氏もまた面と向かって指摘されながらも指摘された通りの行動を行っているのだ。
議論の中で、氏は文章の流れを理解できていない、文章の一部でしか判断できていないとするコメントが多く述べられた。実際に今の流れも、なぜこの議論になったのか理解できていなかった、ついていけていなかったとすれば納得できる話である。
だからこそ名無し氏が指摘したように、ひとつひとつしっかりと問題をクリアーしていくことが大事なのだが、田中太郎氏はそれを良しとせず、答えられないところは答えられるように意味を曲げたり、しっかりとした議論を行わず次へ次へと逃避を重ねた。
その結果が現状である。
#endregion
面白そうなので参加。
適切な読解とされたものはあくまで「田中氏の主観」から構成されており、その中にある&color(Red){事実を捻じ曲げる田中氏の嘘};についても言及したい。
#region(**コメントのやりとりと田中氏の誤読について [#y7e10a86])
#br

青ざめた血は2通りの解釈の仕方ができる。
1つはロマを倒しメンシスの儀式を暴いた後の空の色だ。
この解釈は、「青ざめた血を求めよ」とは儀式を暴き、それを止めることを指すという解釈に繋がる。
もう1つの解釈は青ざめた血は上位者の血を指すというものだ。
 青ざめた血は月の魔物の別名であるが、これ以上は話さないでおく。
#br
と田中氏は訳されているが、正確には
#br
(質問者への解答として)
“ここでは”青ざめた血は2通りの解釈の仕方ができると“考えられる”。
1つはロマを倒しメンシスの儀式を暴いた後の空の色。
この解釈は、「青ざめた血を求めよ」とは儀式を暴き、それを止めることを指すという解釈に繋がる。
もう1つの解釈は青ざめた血は上位者の血を指すというものだ。
 青ざめた血は月の魔物の別名であるが、これ以上は話さないでおく。それはプレイヤーと自分自身(宮崎氏)の想像の余地を残すためである。
#br

となる。
田中氏は適切な読解と自分自身で銘打っているが、その時点で&color(Red){他の指摘や考察を受け入れようとしない姿勢は見て取れる};。が、今更なのでここは置いておこう。
田中氏が適切としているのは&color(Red){本来の宮崎氏の姿勢を廃しているもので誤読されやすい掲載の仕方をしている};と言っても良いだろう。
また、並列関係というのは等価ではなく、あくまで並びの話であり結果如何を示すものではないので、&color(Red){同値関連と無理に結びつけて話をそらすのはおかしい話である。};
コメントにもあるように、当初から「oneとanotherは一方ともう一方の説を示す為に使われているのではないか」と指摘され続け、そこに不当性はない。
田中氏がひとつ、もうひとつと説明している部分はすでに考察への反論を考えていた方が取り上げている部分なので、そこを田中氏が見落としていた、&color(Red){あるいはあえて問題点をそこに縛り付けようとしている};とも取れる。
例を出して今回のインタビューに当てはまるとされているがこれもまた正確ではなく、

#br

A:「あのお家には子供がいますか?」
B:「二人います。
C:明夫はやんちゃでいたずら好きのようです。
D:おそらく家の方の自慢の息子でしょう。」
E:「もう一人の子は?」
F:「浩史という子です。
G:こちらは大人しい子ですが……この話はここまでにしましょう。」

#br

となる。話を切った理由として想像できるのは「会話が長く続き、回答者の時間がなくなった」か「核心部分に触れるのを恐れたか」というものが想像できるだろう。
宮崎氏の場合はそれぞれの想像の余地を残すとあるので、この省略した部分に「家の方の血の繋がった子供ではない」という情報が含まれていたから面に出したくなかったとも考えられる点で、田中氏はそれを省いている。
文章構造として
1:家に子供はいますか?
2:二人居ます。
3:┌ 一人は明夫 ─ やんちゃでいたずら好き ─ おそらく家の子
  └ 一人は浩史 ─ おとなしい ─ 話をとぎる
という形になるものが正しい説明であり、例である。田中氏が書いているのは、誤読され易い例と説明あるいは田中氏主観の例と説明であり、&color(Red){適切とは程遠い説明になっている};のだ。

#br
-''interpretについて''

さて、度々コメント欄を騒がしていたひとつであるこの単語であるが、田中氏は「&color(Red){意味と訳は違う!};」と力説されている。
&color(Red){当然だろう。誰も意味と訳は一緒などという話はしていない。};田中氏を除いて。
ヤバイという文を例に出しているが、完全に関係のない話になっている。日本語が同じであって英語が違うものを書かれて、それで何の意味があるのだろうか。
考えてみてほしい。これは田中氏自身が英文から翻訳したものだ。同じ英文が日本語にするとふたつの意味となるという説明ではないと意味が無いのは明白だろう。
単語の「意味」を調べるときに役立つのは語源だ。
田中氏はこう語っている。しかし、実際に使われているのは現在の文であり、語源から変化しているものだ。我々の日本語であっても変化している言葉が有るのは皆さんもご存知だろう。それをまず念頭に入れておかねば、矛盾を生じてしまうことがある。例文があるのであれば、例文をセットに調べることが役立つことなのだ。
脱線したが、interpretには田中氏の語る「通訳する、理解する、説明する、解釈する」の複数の意味があり、「2つの物事を意識し繋ごうとすること」とは難しく書かれているが平たく言えば「これ(未知)はこれ(既知)とされる」という、知らないものを知っているもので補う、知るための言葉だ。
ここで出てくるのが田中氏の適切に異を唱えた文にある「ここでは」と「考えられる」である。宮崎氏が語っているのは「ゲーム内の要素から考えられるもの」であり、「ゲームの解答」ではない。考察に対する反論を書かれた人(長いので&color(Blue){名無し氏};としよう)はここに着目し、interpretについて自分の考えに反論があることを視野に入れて会話を進めている。
しかし田中氏はここで別の考え違いを起こしている。
#br
「理解できる」や「説明できる」と訳しても全く問題ないということは
 ここまで読んでいただければ分かってもらえると思う。
#br
争点はそこではない。あるいは、田中氏があえて争点をそらしているのであろう言葉は、
#br
&color(Red){「interpretは解釈と訳されるが、上で通訳と言ったようにAとB2つの間を何一つ変えること無く言い換える、中立ちするというのが基本的な意味である。日本語の「解釈」に含まれる受け手による解きほぐし・理解という意味はずれている。」};
#br
である。
つまり、田中氏は今説明したこととは全く別の言葉、別の話をコメント欄で名無し氏にぶつけており、そこに「解釈や理解という要素は盛り込まれていない」と断言したのだ。名無し氏はその根拠を求め、結果は名無し氏に軍配が上がることとなった。それはそうだろう、今、田中氏が説明していることをすでに名無し氏は言い続けていたのだから。
&color(Red){「理解できる」や「説明できる」と訳しても全く問題ないということは、「解釈できる」と訳しても全く問題がないのだ。};
田中氏はその事実さえも、こうして&color(Red){自分の主観にそった意見が正しいという形に見せるため、捏造してしまったのだ。};
まとめていて筆者もびっくりである。&color(Red){こうもあからさまに不正を行うとは};思わなかったのだ。
#endregion
#br
#br

ネタが豊富過ぎて著者には辛いが、田中氏の最後のまとめ部分にも言及しよう。


#region(**誤読・田中氏の過ち [#we7cf887])
まず名無し氏が固執し、田中氏の固執する上位者の血は青ざめた血か、についてだ。
・宮崎は異なる2つの意味で理解できるとしており、その2つ目が上位者の血であると明言している。
田中氏はこう考えているが、上記でも示したように「そう考えられる」が正しい訳だ。コメント欄で名無し氏や他の方も語っているが明言していると取れるレベルではなく、あくまで明言しているに近いものが詳細の説明のあった儀式を止める説明だろう。
ここに関しては私も、&color(Red){名無し氏は表記を改めるべきである};と考えている。
質問者に対し、「そうだ、それがもうひとつの解釈(理解)だ」と。だがしかし、ここでは田中氏が理解を答えと同意義で考えてしまっている問題が出ている。
そういう考え、理解があるということに宮崎氏が賛同しているに過ぎないのだ。田中氏がその賛同をイコール答えであると思考を固定した会話のみになっているため、ここで話がこじれているのである。
そう、これは固定できる話ではないのだ。田中氏は自らを正と考え、相手を否として全体を見る考えを失っているが、宮崎氏自身の答えは上位者の血に関して言えば、未だボーレタリアの霧の中なのである。
#br
「もう1つの解釈は上位者の血である」にはかかっていない。
 本文では「これ以上の詳細は語りたくない。これは想像の余地を残す場所だ」となっている通り
月の魔物の別名という事実以上の説明を避けたいと言っているだけである。
#br
これは正しく、&color(Red){田中氏の主観による説明である。};
そして「上位者の血にという解釈にかかっているはずだ」というのも、&color(Red){名無し氏の主観による説明};である。
コメント欄でもあったろう、五十歩百歩の話なのだ。それをより正確にするために議論があり、考察がある。にも関わらず、&color(Red){田中氏は自分を正であるに違いない};と決め付け行動し、今回のような騒動に至ったばかりかこのページに掲載する部分でさえ&color(Red){事実を捻じ曲げた嘘を掲載している。};
これが事実であり、&color(Red){田中氏が議論するに向く人間性ではないことの証明となる};だろう。
最後の例についても言及しよう。田中氏は何度も何度も、全体を読むようにとコメント欄では言葉を続けてきた。
しかし実際には、全体ではなく一部だけをクローズアップして自らの主観を通り易くしている。
筆者が上で書いたA~Gの流れで言うならば、「浩史という子です。こちらは大人しい子ですが……いや、この話はここまでにして頂きたい。」と意味深に切っているようにも書けるのだ。実際に田中氏は「もう一人は浩史と言うんだ。あいつは臆病でさ・・・おっとこれ以上はやめとこう」と雰囲気を軽くするように努めた書き方をしている。
正しい読解と言いつつ、その実やっていることは&color(Red){自分の主観を押し通した説明};という&color(Red){自分の正しさありきの思考};となってしまっているのだ。
筆者のA~Gの流れで来ており、あのような切り方であったとすれば、「浩史という子がいます。こちらは大人しい子です。……でも、これは本当に秘密なんだけどね。あの家の子ではありません」と、そう繋がった可能性もあるのだ。
考えて見て欲しい。田中氏はさも当然と「息子」として扱っているが、宮崎氏の語りは「あの子」でしかないのだから。自分とプレイヤーの想像の余地として任せられていることは、田中氏が断言できる内容ではなく、否定する根拠がないのだ。そして名無し氏を完全に肯定できるものでも無論、ない。
#endregion

ただ議論を重ねれば答えに近いものが出るか、あるいは答えがないまま終わるだけだったはずの会話はこうしてこじれた。誰か一人が「自分が正しい!」と驕った時、こういう結果が生み出されるのだ。長い騒動であるが、田中氏にも、もちろん名無し氏にも、無論、私も、これを読んでいる貴方達も、自分を見返すべきではないかと考える。

お目汚し失礼いたしました。


以前書かれていた、田中太郎氏やこのサイトを利用する全ての人へ向けられた言葉を記したい。
誰か一人が「自分が正しい!」と驕った時、こういう結果が生み出されるのだ。
まだ騒動は続くだろうが、田中太郎氏には自らの発言に責任を持ってもらいたいと切に願う。
*コメント [#u3e26602]
#pcomment(,reply,10,)
&color(Red){''&size(20){※できるだけ改行は控えましょう。(不必要にEnterで行変えない!)};''};
&color(Red){''&size(20){※ツリー化を心がけましょう。(レス書き込む前に(&attachref(画像置場/radio.jpg,nolink,ラジオボタン);)をチェック!)};''};
#br


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