陣営関連 のバックアップソース(No.13)
#contents
ゲーム内の陣営に関する考察です

*医療教会 [#k25770c5]
&size(16){%%%''目的''%%%};
医療教会は上位者との一致を試みる機関である。
&br;一般的な教会は『ミサ聖餐を開き、キリストのからだとなったとされるパンとぶどう酒を食する。』
これにより『キリストとの霊肉の一致と拝領者相互間の一致がもたらされる。』([[聖体拝領>https://kotobank.jp/word/%E8%81%96%E4%BD%93%E6%8B%9D%E9%A0%98-86191]]引用)
医療教会では、神は上位者である。
その上位者を対象として拝領を行うのだから、目的は上位者との霊肉の一致ということになる。
|拝領&br;それは医療教会、あるいはその医療者たちの象徴である&br;血の医療とは、すなわち「拝領」の探求に他ならないのだ|
&br;&size(16){%%%''血の医療''%%%};
拝領から分かる通り、血の医療は人を救う目的ではなく、それを通して上位者との一致を図る''手段''である。
|教会の白装束&br;彼らは、黒い予防の狩人たちの上位であり&br;実験に裏打ちされた、血の医療と、獣の病の専門家である&br;&br;彼らにとって医療とは、治療の業ではなく、探求の手段なのだ&br;病に触れることでしか、開けない知見があるものだ|
-ただし、「医療とは名ばかりであり、市民を食い物にしている」とは言い切れない。
教会設立当初は本来の医療、人を救うという目的も含んでいたと思われる。
鎮静剤を学徒たちが使ったように、血を他の医療にも適用しようとしたのではないだろうか。
|鎮静剤&br;それはやがて、血の医療へと繋がる萌芽であった|
&br;
-時間が経ち、現在では、教会はあまり信頼されていない。
当初とは変容してしまっていると言えるだろう。
裏を返して言えば、当初は信頼に値する機関であったとも言うことができる。
|-ヤーナム市街のメモ&br;獣狩りの夜、聖堂街への大橋は封鎖された&br;医療教会は俺たちを見捨てるつもりだ|
|-聖堂街の住人&br;ああ、ありがとうございます&br;教会の皆様、感謝いたします&br;私は、感謝いたしておりますとも&br;エヘヘヘヘ&br;&br;ヘヘヘヘヘ&br;ご苦労様ですぅ…教会の皆様ぁ…&br;獣狩り、頑張ってくださいぃ…&br;ウヘ ヘヘヘヘヘ|
血の医療が手段であると知られているかは明らかではないが
教会が人々をぞんざいに扱っていることは読み取ることができる。
&br;
|アデーラの血&br;教会の尼僧たちは、優れた血を宿すべく選ばれ &br;調整された「血の聖女」である&br;その施しは、医療教会と拝領の価値の象徴なのだ|
表向きは医療が手段であることはバレておらず、
施しはアデーラやアリアンナが主人公に申し出るように、一般的なもののようだ。
そして、その効果は非常に大きく、まさに医療と言うに相応しい。

&br;&size(16){%%%''構成員と階級''%%%};
医療教会の聖職者は下級・上級・最上級の3階級に分かれる。
聖歌装束では上位聖職者という単語が出てくるが、
ここでは英語の highest-ranking clerics 「最上位聖職者」に則って、この3分類とする。

-''黒装束の聖職者''
|医療教会の狩人の装束&br;その背中には、医療教会の象徴、聖布が翻っている&br;彼らの多くは下級の医療者であり&br;獣の病の罹患者、その疑いのある者を、病の発祥前に処理する&br;予防の狩人である&br;故にその黒装束は、ヤーナムの昏い狂気そのものなのだ|
防具では狩人となっているが、アデーラは狩人ではないので、ここでは聖職者と表現する。
下級の聖職者は上級の白装束たちとは違って、あまり内情に詳しくないようだ。
白装束の医療者たちが病に直接触れ、取り出すことで探求を深めるのに対し、黒装束の狩人たちは病に触れる前に処理をさせられる。
アデーラなど尼僧たちは調整された「血の器」であり、ある意味一般人と同様の扱いである。
アデーラ本人も血の施しを狩人に与えることを「俗体」として卑下していて、
教会の「狩人様」と尼僧たちとでは相応の身分の差があるようだ。

-''白装束の聖職者''
|教会の特殊医療者の装束&br;彼らは、黒い予防の狩人たちの上位であり&br;実験に裏打ちされた、血の医療と、獣の病の専門家である&br;彼らにとって医療とは、治療の業ではなく、探求の手段なのだ&br;病に触れることでしか、開けない知見があるものだ|
白装束たちは教会の内情に詳しい。
「実験」は彼らが行っているようだ。
ヨセフカ/偽フカも白装束を着ているので、聖歌隊に近い知識を持っているが、階級としては上級聖職者なのだろう。

-''聖歌隊''
|孤児院の鍵&br;大聖堂の膝元にあった孤児院は、かつて学習と実験の舞台となり&br;幼い孤児たちは、やがて医療教会の密かな頭脳となった&br;教会を二分する上位会派、「聖歌隊」の誕生である|
聖歌隊は孤児院での実験の結果生まれた、教会の最上級聖職者たちである。
|聖歌装束&br;医療教会の上層、「聖歌隊」の装束&br;「聖歌隊」は、医療教会の上位聖職者であると共に&br;ビルゲンワースから思索を引き継ぐ学術者でもある&br;帽子の目隠しは、彼らが学長ウィレームの直系である証である&br;たとえ、いまや道を違えたとしても(帽子)&br;見捨てられた上位者と共に空を見上げ、星からの徴を探す&br;それこそが、超越的思索に至る道筋なのだ(帽子以外)|
ウィレームの教えを引き継ぎ、血によらない探求を行っている点で、
血による進化を探求する上級医療者とは一線を画しているような印象を受ける。
*聖歌隊 [#zeade554]

*メンシス学派 [#ib9a5e38]

*工房 [#s07288ee]
-関連の深い人物は最初の狩人ゲールマン。
捨てられた古工房と狩人の夢がほぼ同じ構造であること
最初の仕掛け武器・葬送の刃が『すべての工房武器の原点となるマスターピース』であることから
ゲールマンが工房の設立者であると考えられることが多い。
&br;
-''古工房時代''
まだ狩人の夢ができる以前、ゲールマンとその弟子が古工房を運営していた時代。
ヤーナムの狩装束が工房製であることから、ルドウイークがヤーナムで狩人を募った時期までは存在していたことになる。
|-ゲールマン台詞&br;医療教会、今やそう呼ばれる血の医療者たちは&br;古い狩人、ルドウイーク以来、狩人の庇護者でもあり&br;独自の工房を持ち、武器を作った|
古工房の時代はまだ医療教会は未発達であり、狩人の庇護者ではなかった。
ではなかった、と言い切ると語弊があるので、そこまで大きな財源がある存在ではなかったと言うべきかもしれない。
大きな流れとして、教会の前身と古工房、教会と工房・教会の工房という組み合わせで時代を捉えることができる。
&br;
-''工房時代''
|懐かしい狩人たちの話が、今もそのままであれば&br;聖杯の1つは、谷あいの市街に祀られているはずだ&br;だが、今やそこは…&br;獣の病が蔓延し、棄てられ焼かれた廃墟、獣の街であると聞く|
ゲールマンは旧市街の事件現場には居合わせておらず、伝聞でしか知らない。
デュラが夢の狩人であったことも加えて考えると、狩人の夢ができたのは旧市街事件以前であると分かる。
古工房が捨てられたのも狩人の夢成立時、ルドウイーク登場と旧市街事件の間だろう。
ゲールマンがいなくなり、古工房は機能しなくなって、捨てられた。
残ったゲールマンの弟子などが組織「工房」を形成し、場所は特定できないけれども、活動した。
(場所としての狩人の夢の「工房」と、古工房の仲間が形成した組織としての「工房」を分けて考える。)
&br;
--古い狩人の世代
古狩人デュラ、デュラの盟友が活躍した、旧市街焼き捨て事件の世代。
アートブックによると古い狩人は煤けた狩装束一式にデュラの帽子をかぶっている。
&br;
--狩人の世代
|狩人の帽子&br;枯れた羽根が特徴的なその帽子は&br;ある古狩人を模したものであるという|
狩人の帽子はデュラのそれを模したものであるから、彼らの後継といったところであろうか。
最後に活動した工房の狩人はこの世代であり、主人公の前の世代である。
|BGCOLOR(white):&attachref(./furu.jpg,50%,古い狩人);|BGCOLOR(white):&attachref(./kari.jpg,44%,狩人);|
&br;
-''主人公の時代''
|ノコギリの狩人証&br;もはや工房はなく、証を求める組織もないが・・・|
工房はもはや存在していない。
主人公は前の世代とはだいぶ隔絶されているように思われる。
狩人の夢からは道具がいくつも失われており、取り戻されていない。
*医療教会の工房 [#c518b770]
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|BGCOLOR(#c6e2ff):ローレンスの組織|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7fbfff):医療教会|
|BGCOLOR(white):|>|BGCOLOR(#a8d3ff):ルドウイークの時代|BGCOLOR(white):・・・|旧市街事件|BGCOLOR(white):・・・|BGCOLOR(#d6adff):現在|
|>|BGCOLOR(#c6ffc6):古工房|>|>|>|BGCOLOR(#7fff7f):工房|BGCOLOR(white):消滅|
|>|BGCOLOR(white):|>|>|>|BGCOLOR(#bfff7f):教会の工房|BGCOLOR(white):獣に占拠され消滅|
|BGCOLOR(white):|ヤーナムの狩装束|ルドウイークの聖剣|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(white):|BGCOLOR(white):|
&br;
-教会の工房は工房と並ぶ、「仕掛け武器」の二派の一方である。
教会の工房には無数のノコギリ鉈と葬送の刃が吊るされており、古工房を引き継いでいる。
その上で、ルドウイークの聖剣など「より恐ろしい獣」を狩る仕掛け武器も新たに開発したのだろう。
|教会の石鎚&br;医療教会の工房は、狩人の「仕掛け武器」の二派の一方であり&br;かつて聖堂街のどこかに、ひっそりとあったという|
&attachref(./kyokou.jpg,50%,教会の工房);

-現在は教会の狩人ともども、ほぼ存続していない状態のようだ。
教会自体は狩人の存在を忘れ、教会の狩人は長らく長を失っている。

|医療教会、今やそう呼ばれる血の医療者たちは&br;古い狩人、ルドウイーク以来、狩人の庇護者でもあり&br;独自の工房を持ち、武器を作った&br;…彼らの多くは、もはや狩人を忘れているようだが・・・|

|狩長の印&br;かつて教会の狩人、その長が持ったという布製の印&br;大聖堂の円形広場に至る、正門を開く鍵となる&br;&br;正門は、獣狩の夜に固く閉じられ&br;外側からは、ただこの印を持つものにのみ開いたという&br;長の帰還は、すなわち、獣狩り完了の印だったのだ|
*火薬庫 [#b4dd8bab]
「工房」の異端。複雑な機構や火薬を用いた派手な武器を好んで製作した。古狩人デュラと縁がある。
*ビルゲンワース [#xc731089]
学者たちが「聖体」を発見したことが後の神秘への探求と血の医療の創始となった。現在では医療教会によって周辺の森ごと禁域とされている。
*カインハースト [#r62a9c1b]

*処刑隊 [#e2a87096]
ローゲリウスが率いる、血族狩りの狩人たち。特徴的なアルデオを被り、車輪を武器として用いて、カインハーストの者たちをすりつぶした。&br;ゲーム中には殉教者ローゲリウスと血族狩りアルフレートが登場。他にもメンバーが生き残っているのかは不明。
*その他 [#l0f8b7c1]

*コメント [#s4260df3]
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