|
青ざめた血 のバックアップ(No.20)
資料
|
| 主人公もまた、そうした病み人の一人であった… -公式ホームページ Story|Story&Charactersより |
| 公式ホームページにあるこの一文は、パッケージやオンラインマニュアルの同文では削除されている。 |
問題の記述は以下である。
(インタビューより。尚、後者は宮崎氏自身が断定し語っているものの、前者は解釈のひとつとして認めるに留めており、確定要素ではない。)
考察議論:インタビューの翻訳を行った田中太郎氏は、「one another は同値関係を示すものであり、interpret には解釈以前に受け手の考えに関係なく完璧に通訳するという意味があり、空の説明が確定要素なら上位者の血も確定要素である」としている。しかし反論を書いた名無し氏が問い質した所、その事実はなく、むしろ間違いであることが確認された。以降、田中氏からこの件に関するコメントは寄せられていない。コメント欄が荒れているが、これを区切りとして双方鎮まっていただきたい。
まず、この項目は考察そのものではなく、
考察をする前提である資料の読解についての議論である。
そのため本来書くまでもない、および書くべきでない事柄である。
しかしながら、適切な読解が出来ておらず議論の前提すら成り立たない事態が生じてしまったため
あえてここに適切な読解について記す。
さて、インタビュー記事は要約すると以下のようになる。
青ざめた血は2通りの解釈の仕方ができる。
1つはロマを倒しメンシスの儀式を暴いた後の空の色だ。
この解釈は、「青ざめた血を求めよ」とは儀式を暴き、それを止めることを指すという解釈に繋がる。
もう1つの解釈は青ざめた血は上位者の血を指すというものだ。
青ざめた血は月の魔物の別名であるが、これ以上は話さないでおく。
再掲しよう。
「しかし上位者の血であるかどうかは解釈のひとつとしてしか扱っておらず、明言を避けた上で」
宮崎は異なる2つの意味で理解できるとしており、その2つ目が上位者の血であると明言している。
「解釈の一つとしてしか」ではなく可能な理解の「2つのうちの1つ」として述べている。
そして解釈であるから明言でないというのは、解釈という単語にこだわりすぎである。
前述の通り、理解や説明とも置き換えられると分かれば誤解に気付けるだろう。
「“自分自身とプレイヤー両方の想像の余地”を残したいとあるように
考えが違うことを示している。」
宮崎は2つ目の理解の仕方をはっきりと言っており、考えが違うなどとはどこにも書いていない。
「想像の余地を残したい」は「これ以上の説明を避ける」にかかっているのであって
「もう1つの解釈は上位者の血である」にはかかっていない。
本文では「これ以上の詳細は語りたくない。これは想像の余地を残す場所だ」となっている通り
月の魔物の別名という事実以上の説明を避けたいと言っているだけである。
明夫と浩史の例で考えよう。
「もう一人は浩史と言うんだ。あいつは臆病でさ・・・おっとこれ以上はやめとこう
これは君と僕の想像の余地を残しておきたいところなんだ」
とつながっていたら
「二人目の息子は浩史であり、臆病である」と言っていいだろう。
「二人目の息子は浩史であるとは明言できず、違った息子がいるが、臆病である」とはならない。
君と僕の想像に任せられるのは、浩史の臆病さ以上の詳細情報についてであり、
もうひとりの息子についてではない。
(著す、田中太郎)
※できるだけ改行は控えましょう。(不必要にEnterで行変えない!)
※ツリー化を心がけましょう。(レス書き込む前に(
)をチェック!)
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示