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宇宙は空にある

  • 考察の部分が根拠が薄くまた考察の一つとして書いておく意味もほとんどなかったのでブラックアウトしました。理由はブラックアウトにて。
    全て消すとページの意味が無くなってしまうのでちょっとした文章を付け加えました。たいした考察ではないので消していただいても構いません。 -- 2016-01-25 (月) 14:05:21
    • 素晴らしい文章の追加ありがとうございました。考察にもならないというのはその通りで、宇宙は空にあるのは当たり前、どういうこと?という初見プレイヤーにありがちな疑問に「過去に地下に宇宙を求めた」ことを伝えるためにページを作ったためです。夜空の瞳についてはぼやかして書いたのは宇宙が何かははっきりしないため、想像の余地を残すためでした。何らかの形で表に出してはダメでしょうか。 -- 2016-01-25 (月) 16:16:31
  • 追加された文章の方が意味不明だし前のは消すほどのものでもないと思うが -- 2016-01-30 (土) 00:58:17
  • いや、意味不明ではないと思います。論理的だし語の用法に誤りもない。ただし何点か厳密な考察のための指摘をさせてください。まず「我々にとって宇宙とは空にあるのが当然のものである」という一文。空は地上からみて頭上に広がる空間のことです。一般的には、地上にある人間の眼がとらえうる範囲の頭上の空間(しかし建物の天井は空ではない。一般的には、青かったり曇っていたり赤かったりして雲が浮かんでいるそれを指して空と呼ぶだろう)を空と呼びます。つまり、空は人間の眼に限界づけられた頭上の空間のことであるから、当然、宇宙の全体を含みえません。宇宙は地球をも含む全体(科学的、近代歴史学的な世界解釈に基づく全体。宇宙を部分として含みうる、より巨大な全体の存在は、仮にあったとしても近代以降の人類には一般的に認識されていないため)であるから、もちろん我々にとって「宇宙は空に」ありえません。空という人間の眼に限界づけられた宇宙の部分に、地球を部分として含み込むはずの宇宙を内包させることは、科学的論理的に不可能であるから。そう考えると、聖歌隊の「宇宙は空にある」という気付きの非凡さがよくわかると思います。「「宇宙」という言葉には我々の定義するところの「宇宙」とは全く違った内容が含意されているとわかる」「それは「上位者」たちの住む世界、あるいは超越的真実そのものかもしれない」という結論には賛成。そしてその結論を補足できればよいと考えてもうひとつ指摘を。ところで(狩人の悪夢の)ヤーナムの上空にある漁村。狩人の悪夢のヤーナム市街付近(?)で、上から落ちてきた漁村のカタツムリのような敵キャラクター(確か回転ノコギリを手に入れるための通路で唐突に上から降ってきた)は、上空の漁村から降ってきたと考えられます。なぜなら、漁村ではじめてブラドーが召喚されるフィールドの果てから海の底をよく見ると、ヤーナムのような街がうっすらと見えるから。星見時計から行くことができる点からある程度推測することはできますが、以上の論拠をもって、漁村は(狩人の悪夢の)ヤーナムの上空にあると考えることができるのではないでしょうか。それなら、聖歌隊の「宇宙は空にある」という気付きは、ゴ―スの住まう漁村が空にあることと何らかの関係があると推測することもできるのではないでしょうか。しかし、この考察は狩人の悪夢の内容と聖歌隊とを短絡的に結び付けている点で問題もあります。ただ発想のヒントになればよいと考えて記述しました。 -- 2016-02-01 (月) 11:58:27
    • 宇宙に関しては、簡単に言えば「宇宙」と「宇宙空間」は違うってことでいいですか。 -- 2016-05-07 (土) 21:56:33
  • 丁寧に説明しようとして要らんものまで書きすぎ。宇宙にはそもそも色んな意味が含まれてるんだから、それ引用すればすむ話かと。内容については賛成だけど、“「宇宙」という言葉には我々の定義するところの「宇宙」とは全く違った内容が含意されているとわかる。”は違う。そこで言う我々って宇宙の言葉の意味を知らない人限定になるからね。“一般的な宇宙空間という意味ではない、ということがわかる”ぐらいでいい。上の人の簡単な説明がそのまま正解で、ごっちゃり付け足すせいで意味が変わってる -- 2016-11-28 (月) 17:41:57
    • 確かに一般的な宇宙空間という意味ではない、の方がいいかもねぇ -- 2016-11-28 (月) 22:09:01
    • おそらくここで言いたいのはブラボにおける「宇宙」っていうワードはゲーム外の俺たちの世界で定義されている言葉とは全く違った意味を持っていて、我々の語の定義をゲーム内の語にそのまま当てはめようとすると齟齬が起きるし、その意味を考えないと勘違いしちゃうよってことだろうから、間違っているというわけではないと思うぞ
      CosmosとUniverseの違いみたいな簡単な問題でもなくてヤーナム独自の「特殊な意味が与えられている」ってとこに意味があると思うから「宇宙と宇宙空間は違う」って簡単に説明しても意味が伝わらないような気がする -- 2016-11-29 (火) 03:59:37
      • 宇宙には森羅万象、全ての物事を含むって意味もあるから聖歌隊やメンシスの求めた?知識を含めて宇宙に言い換えられるよ。だから一般で言うところの宇宙空間と宇宙は違う意味が含められているって説明できる。上でも書いたけど、この一文だけじゃなくて宇宙の解説も引用すれば簡単にまとめられる上に色んな解釈を持つ宇宙という単語にできるよって話。ブラボ世界の言い方に置き換えるなら宇宙を神秘として開設してもいいわけだし。これ以上は俺のほうがごっちゃりしそうだから控えますが、修正や一考してくださりありがとうございました -- 2016-11-29 (火) 10:35:15
  • とりあえず全く違う→違うに変えた。ブラックアウトさんにブラックアウトされていた部分も復活させて、整合性を取るために見出しを加えた。 -- 2016-11-29 (火) 05:48:01
  • で、で、で出た~~~www気に入らない文章を何も言わず削除奴~~~~www -- 2016-11-29 (火) 13:44:28
    • ふざけて書いたけど、勝手に削除するのはやめよう。貴方は間違っていると確信して削除しているのだろうが、あなたの判断がいつも正しいとは限らない。間違っていると判断した理由をコメントで公表し、議論を踏まえ、本当に間違っていると一致してから記述を変えるべきではないだろうか。 -- 2016-11-29 (火) 13:48:18
    • そして削除するより、追記で間違っていると注釈を入れる形式で編集を加えたほうが情報も増え、理解がしやすくなると思う。私は削除形式より追記訂正形式を提唱する。 -- 2016-11-29 (火) 13:50:03
      • 書いた人が修正したわけではなかったんだ。追記訂正については反対。異論や捕捉ならともかく、相談してすでに間違いとなった答えを残すのは誤解を生みやすいし、邪魔にもなる。何事も整理整頓するのがいいよ。俺はできないけど -- 2016-11-29 (火) 16:04:56
      • 議論して、間違いであると認められたならば確かに良いと思うよ。ただまず議論をしようとしないのが多いよね。議論して相手の考えを受け入れようとする、真実はどうなのか2人(以上)で考える、ということをしない人が勝手に編集するから、そうするんなら追記訂正と言うかたちで、せめてやって欲しいと思ったって感じかな。 -- 2016-11-29 (火) 23:07:53
      • ああ、それなら納得 -- 2016-11-30 (水) 00:16:55
  • ヤーナムでは、空間が上下方向へ反復的に繋がっているのではないかな。つまり、地下へ潜り続ければ空の彼方へ出る。逆に、空の方向へ昇っていけば再び聖杯ダンジョンの位置にたどり付く。
    現実世界の人類は、天体観測など上空で起きている現象に関する研究を通して、上空には無限と言えるほどの空間が広がっていることを発見し、その空間を「宇宙」と呼ぶようになった。
    ヤーナムでの科学の発展はこれとは違って、まず「地下方向に途方もない空間が広がっているらしい」という事実が何らかの方法で(エーブリエタースとの邂逅?)見出され、その空間を「宇宙」と呼ぶようになったのだろう。
    現実世界で人類が月に行ったりしているのと同じように、ヤーナム科学にも宇宙に到達しようと地下遺跡を探求する時代があった。
    どうやって気付いたのかは不明だが、空間が上下方向にループしていることに聖歌隊が気付いた時、残した言葉が「宇宙は空にある」なのだと思う。

説得力のためにこの考察に至った経緯も書いておく。
英語だと「宇宙は空にある」は「The sky and the cosmos is the one.」つまり「空と宇宙は同じものである」という内容。
「The sky」はある位置に広がる空間を表す言葉なのだから、それと文法上対等に扱われている「the cosmos」もやはりある位置に広がる空間を表している、という素直な解釈で正しいはず。
ただ、現実の人類の歴史では、「the cosmos」という言葉が定義された段階から「The sky」との境界が曖昧で、一体となっている(「the one」)と言っても良いもの。気付いて驚くような話ではない。
ということは、ヤーナムでは「the cosmos」という言葉は、初めは「The sky」と全く異なる位置にある空間を表すために作られたはずで、
「地下遺跡に宇宙を求めた」のだから下方向にある空間のことなはず。
それなら「The sky and the cosmos is the one.」であることを知って驚くのも自然な話。 -- 2016-11-30 (水) 00:49:43

  • 「地下遺跡に宇宙を求めた」←なるほど、そうか、ヤーナム人は宇宙という概念(高次元の世界?)、がもともと地下というか地底にあると考えていたのだけど、ある時聖歌隊が「いや、空にあるんじゃね?」って気がついて、空に宇宙があるということを示したメモだってことか。
    我々の常識ではすでに空に宇宙があるなんて当然だけど、この時代のヤーナム人にとっては宇宙がどこにあるかなんてわからなくて、それが空の彼方であるとようやく確信したという感じか。 -- 2016-11-30 (水) 10:44:17
  • 面白い考察だし頷ける部分が多いんだけど、上下方向にループしてるっていうのは話が飛躍してない?聖杯ダンジョンが空にあるような描写あるっけ?個人的には地下に求めた宇宙が空にあることを知った、という率直なものだと思う。それこそ狩人の悪夢の発現や月の魔物、もしかしたらメンシスの悪夢すらも空にあったのかも知れないが、そっちはわからんね。ともかく、そういった要素が空にあることから、宇宙は空にあるとなったんじゃないかな -- 2016-11-30 (水) 15:47:09
  • 世界が上下に繋がってるってのはちょっと強引かなあと思った。
    上位者が地下に痕跡やらを残してて、それを地下で発見したからてっきり地下に宇宙(上位者たちが知り得た何か)があると思ってやってきてたけど、ある時それらは地下でなく空にあると気付いた、って感じかな?
    もしも初めから空の見えない世界で、地下で空の写真を発見したら、きっとその世界の人は地下の何処かにこんな場所があるんだと思うよね。 -- 2016-12-01 (木) 19:44:22
    • 同意。遺跡のボスたちも地上の痕跡ばかりで、これはゲームの仕様かもしれないけど月の魔物やゴース、ゴースの遺児的な存在が出てこないのも同じ理屈で考えてた。ここにあるのは宇宙の足跡であって、宇宙ではないんだなーって -- 2016-12-01 (木) 21:13:29
  • おそらくは上位者と地下で邂逅したことで「上位者の世界=宇宙は地下にある」という常識がまず生まれて、地下に進むことが上位者に近づくことという思い込みが生じた。でも実際にはクトゥルフの邪神と同様に星辰の彼方より飛来して、地上・地下に住んで(封印されて)いた=宇宙は空にある、ということにふと気づいたって感じが分かりやすい解釈になるかなあ -- 2016-12-28 (水) 17:59:40
    • わかりやすいというか、それ以外が考え辛いな -- 2016-12-28 (水) 21:08:00
    • 「宇宙」には違った意味がある、だとなんかうーん。上位者との邂逅が宇宙の場所を誤認させた、の解釈が一番好き。たったひとつの異物でこうも「当たり前」が歪むんだなぁって。 -- 2018-01-31 (水) 14:25:26
  • 狩人の悪夢で漁村にいる筈の貝女が空から落ちてくるのとかそれっぽいよな。時計塔を登った先に海があるとかいう訳分からん地形の繋がりも上下ループしてるなら説明がつく。けどあれは悪夢だからこその不条理とも考えられるし、現実にどうだったかはわからんね -- s? 2017-10-29 (日) 19:01:18
    • 貝女が落ちてくるのは単に「狩人の悪夢の上に漁村があるのは土の塔の上の熔鉄城とは違って意図的なものだよ」って意味だと思うけどなぁ
      というかその解釈のためだけにわざわざ空間的ループの概念を導入するのは無理がある -- 2017-11-03 (金) 22:10:09
  • 自分でも没ネタを話題に上げるのはどうかと思うが、辻褄が合いそうなのでコメントする。
    解析によって地下遺跡に空と湖のステージがある(ついでに月の魔物みたいなボスがいる)のが発見されたんだけど、これが実装されていればまさしく地下と空がループしている、あるいはヤーナム世界の構造が現実と異なっていることの証明になってたんだろうなーと思った。
    しかしなぜ彼らは宇宙を求めたのだろうか。 -- 2018-03-17 (土) 06:51:50
  • 聖杯ダンジョンに地下の筈なのに光が差し込んでる場所があったりしたからあり得るかもしれませんね -- s? 2019-04-24 (水) 17:50:11
  • 上の会話で明らかに本人同士で合意がなされている(明らかにおかしい)部分を削除いたしました。これをそのままにしておくのは明らかに二人の議論と意思を無視するものだと思いますので。 -- 2017-05-04 (木) 18:40:52
    • 単純に、本人の意思と異なった文章を追加する場合はその人の文中ではなく、せめて下の方に別の文章として追加しましょう、ということです。 -- 2017-05-04 (木) 18:42:33
  • 上位者の住処がどこなのか分かんないけれど、ウチューって名付けよう。調べたらウチューは地下じゃなく空のもっと上にあった。(私達の知ってる宇宙空間と、場所と名前が一致) 私らと順番逆やんけ! -- 2018-06-01 (金) 13:36:30
  • 人の目から観測できるのは空であって宇宙ではないみたいなニュアンスだと思ってた
    海をみても新海は見えないみたいに
    より奥にある真実、つまり人の目で観測できない領域と次元を見るために啓蒙が必要だとか -- 2018-07-08 (日) 23:06:26
  • つまり我々にとって「宇宙は地下にある」って言われた時並の衝撃の発見だったわけだ。 -- 2019-04-08 (月) 13:34:12
    • 現代で言う「地球で一番深い深海の底に行くためには宇宙に行くよりも難しい」というようなものだろうか。
      つまりは「地下の闇も深みがあったけどよくよく思えば空の先の宇宙の闇はもっとすごくね?」っていう気付きなのだろうか。 -- 2019-05-15 (水) 17:26:11
  • 宇宙は空にあるってそのままの意味なんじゃないか?
    つまりエブたそや星界からの使者が作り出す小さい"宇宙"は
    "空にある"宇宙と同じものだ
    =我々は桁違いの大きさの上位者が作り出した宇宙の中に住む小人だ -- 2019-06-14 (金) 22:57:02
  • 高次元暗黒の通り違う次元を指して空と言っているのでは?
    2次元世界の住人は東西南北の概念があっても"上"は認識できない。フラットランドのスクエア氏は高次元の住人であるスフィア氏をサークルとしか認識できなかった。これはオドンが見えない理由ではないか。低次元に降りてこないから見えもしないのだ。地下とか上空とかの方向ではない。それは我々が認識できる次元に過ぎない。ウィレームも聖歌隊も結局同じことに気づいた。見える上位者は高次元からの影でしかないのだと。ちょうど3次元の住人である我々の落とす影が2次元であるように。 -- 2019-12-30 (月) 10:25:35
  • 「我々にとって宇宙は空にあるのは当たり前」という認識は古代にはなかった。
    マヤ・アステカ文明において神の国は地下世界にあると信じられて地底湖に生け贄を捨てる文化があった。
    あと洞天思想というものが中国にもあり、洞窟の中や地中に神仙が住まう宇宙があると考えられていた。

なので聖歌隊も当初はトゥメル人=神と見立てて地下遺跡を神の国=宇宙と考えられたのではなかろうか?
それが空に向けられたのは物理的に隕石が降ってきたからじゃないかと考える。 -- 2020-04-17 (金) 21:35:26

  • 上の方に同意で、ゲーム中やビルゲンワース独自の宇宙の解釈ではなく、単純に昔の人の宇宙の概念と考えていいと思う。考察を複雑にし過ぎではないだろうか。慈悲や葬送に隕鉄が使われている点からも、古代に落ちた隕石が深い地層に埋まっていて、それを古くはトゥメル人が、最近では考古学研究大学のビルゲンワースが掘り当てたという形ではいだろうか。掘り当てた結果、眠っていたウィルスなどが活性化して様々な症状が発生し、隕石に含まれてた生物=宇宙人=上位者(細かい個体は精霊)に会合した。研究の過程で、空から降ってきた事がわかり、宇宙は空にあったのか!となった…で、聖歌隊はチャネリング重視の宇宙集団になった。交信の結果、応答はなく、ただ彼方への呼びかけが神秘として残った…そもそも上位者が高度な知能を持っていると考えているのもビルゲンワース達が勝手に思っているだけで、本当にただの宇宙人でただの白痴なのかもしれない。 -- 2020-07-26 (日) 19:36:19
  • 地下に変な盃やらぷよぷよの謎生物が居てそれを”宇宙”と表現してるんだから”宇宙”と言えば”地下”なのは言うまでも無い。そんな固定観念の中ふと”気付き”を得た。”地中に埋まった宇宙は、実は我らの頭上からもたらされたものでは無いのか”と。 -- 2021-03-29 (月) 11:55:25
  • めちゃくちゃ安易な考察だけど、書いてみます。
    dlcの時計塔の上に漁村があり、そこにゴースがいる。
    じゃあそもそも空って地上のことなんじゃない?
    人はみな獣である、みたいな話あるけど、そもそも狩人と獣が同じ力、倒した相手の遺志を受け継ぐ力を持ってるから、獣の中に生まれた理性により獣は一時的に人になって、また獣に戻る、と言うふうに、そもそも獣と人間が同じなんじゃないか。
    そして獣は地下に住んでいて、獣の上の存在、上位者たちが地上に住んでいるんじゃないかな。
    もしくは上位者たちがそもそも人間で、獣が自分たちは人間だと錯覚してる、というニーアレプリカントみたいな状況も考えられるかも? -- 2021-05-21 (金) 01:11:28
    • 時計塔の上に漁村があるという認識は正直間違ってるとしか言えない。 メンシスの悪夢や狩人の夢の例を見ればわかるとおり、立地的な問題等の現実的なものは度外視された"見る者、見せる者に都合が良いもの"になっている。 それは願い、目指し、叶うというその者の意志とそれに応える夢の上位者の関係性によって成り立っていることがカレル文字「月」や臍の緒のテキストからわかる。 つまり我々が常に使っている「夢」という言葉とほとんど同じ意味を持っている。 しかも夢の形成には不特定多数の人物も影響する。 メンシスの悪夢に本来いるはずのないヤーナム女王がいるのも、メルゴーのことを想い願っているからだと言えるし、本来漁村民の復讐への願いから形成された狩人の悪夢だが、その凄惨な過去を隠したいというマリアの願いも影響するし、ルーツとしてある医療教会の上位者の知識(海と紐づけられていたこと)といった歴史的真実も影響する。 結果として夢を体験するというのは見せる者の思想や感情、歴史を体験するということになる。 そのためメンシスの悪夢には漁村に訪れる際に使われたと思われる船のマストが見えたりする。 それはメンシスのルーツがビルゲンワースにあることを表現しているということになる。 なので時計塔の上に漁村があるというのは単なる表現であって実際にあるわけではなく、理論的、科学的、地理的な意味はほとんど無いに等しい。 あるのは"その描写に込められた意味"というだけ。 その抽象的な意味を求める必要がある(夢自体が多くの作品でそういったものとして扱われている)。 そして「空」とは、星歌隊が当初宇宙の概念を地下遺跡に見出したりし、半ば宗教的あるいは哲学的なものとして捉えていたが、そういうものではないということに辿り着いたが故にこの台詞がある。 それは人形が教会の狩人から聞いたという「神と神の愛の話」が示しているように、上位者を神と準え、その者たちの故郷とされる地下遺跡を宇宙に触れているとした。 つまり我々人間を生み出した造物主と言える上位者の故郷を宇宙と位置付けたということ。 星歌隊が目指したのは人間を生み出した上位者という存在を生み出したものの探求の果てに宇宙を見出したという、母の母の母を探し続けている。 カレル文字「苗床」に星の介添えという言葉があるように、星を全ての母なる存在として認識した末が宇宙であると考えられる。 -- 2021-05-21 (金) 08:06:54
      • なるほど、そもそも漁村は夢の世界だから時計塔に漁村があるわけではないんですね。ダクソ2の溶鉄城の様なものかと思っていたんですが、違ったんですね。返信ありがとうございます。 -- 2021-05-22 (土) 17:16:01
    • 人はみな獣であるとするのは「血晶石の工房道具」やカレル文字「獣」「獣の咆哮」から、血が人=獣を生物として揺るがなく証明している。 当然ながら血にはDNAなどの生物としての証明を象徴しているもの。 そのうえで獣化するメカニズムは"人間が普遍的に持っている暴力的側面を誘発させる負の感情を理性でコントロールできなくなった状態"だということがインタビュー等で語られている。 人と獣は生物として同じであることは正しいが、倒した相手の遺志を受け継ぐという要素はまったく別の話。 作中の血の遺志は、人形の台詞では「普く意志」とも表現されており、血で表現されている者の扱われ方としては意志そのものとなっている。 そのうえで「遺志を受け継ぐ」というものは人と獣という生物的枠組みといった大きな分類の話ではなく、個人の意志という極めて狭い枠組みでの話になるしかない。 なぜなら意志とは人によって違うから。 しかしながらカレル文字「継承」にも書かれている狩人とは意志を継承するものというテキストは、ゲールマンから始まった狩人が様々なノウハウを受け継いで今に至っていることを形容している(ただしゲールマンが考えているとされる弔いという意味での狩り行為は正しく継承されていない節がある)。 主人公は狩りを全うするためという明確な狩りに対する意志を示していたため、狩りによって遺志を得るという構図は、狩人としての意志を強固にするという意味合いに近い。 故にその遺志はレベルアップという形で使われ、狩人に相応しい肉体等になっていく。 生物として人と獣が血で証明されている以上、地上にいる人は間違いなく人であり、獣であり、地下に獣がいたということは間違いなくそれは人であることを証明している。 しかしながら地下遺跡には「人ならぬ人々」という曖昧な存在がいたことも事実であるが、その名前が指すとおり、人の定義に当てはめてよいものか、上位者に当てはめてよいものかはわからない -- 2021-05-21 (金) 08:38:40
      • 返信ありがとうございます。死んだ時に自分を殺した獣が自分の血の遺志を持っているのは遺志を「継承する」ことに当てはまるんじゃないかと思ってこの考察を書いたのですが、どうなんでしょうか。 -- 2021-05-22 (土) 17:09:32
      • この作品は「意志」という本来物質や物体には例えられないものを「血」にほとんど置き換えて描写しているため ゲームならではと言ってもいい誇張表現も含まれる。 そのうえで獣が血の遺志を持っているというシステムは、先述したように継承という言葉に当てはめることは難しい。 なぜなら獣自身に狩人と同じ意志を持っているとは思えないから。 ただし狩人も人間である以上は獣と同じ暴力的側面を持っていることは確実なので、自らを倒した獣相手に復讐(それこそプレイヤーは血の遺志を再獲得したいと、躍起になってその獣を倒そうとする)という暴力的感情を抱くという点ではその獣と同じ意志を持っていたという解釈もできる。 ただ、そちらが最初に書かれた人と獣を行き来できるようならば、ヤーナムでの獣の病がここまで酷く広まることもないだろう。 獣が人に戻るような描写も無い。 意志を血で表現しているゲームなので、倒された主人公の血を啜った獣だからという解釈もできる。 -- 2021-05-24 (月) 20:56:34
  • 空は頭上にある。
    本来、宇宙空間には上も下もない。我々は地球の重力によって地球の表面に縛られている。それ故に頭上を空、下は地面と認識しているが地球そのものはそもそも宇宙空間に漂う物体に過ぎない。
    つまり我々は始めから宇宙空間に存在している。
    しかし我々からは宇宙から現れたといわれる上位者には干渉、感知出来ない。それはつまり我々が未だ感知、知覚し得ないより高次元に存在するからではないだろうか。そしてそれらを確認するには既存の知識や感覚では到達出来ない…新しい確度からの視点、思考。つまり脳に瞳を宿す必要がある。
    血の医療とはその思想を物理的に捉え、実際に脳味噌に眼球移植させる事で上位者となろる、あるいは高次元の存在を知覚出来る存在を生み出そうとした結果、病が蔓延したんじゃないかなぁと考えました。
    つまり、という言葉ばかりの根拠の薄い完全なつまり理論、失礼致しました。 -- 2021-07-12 (月) 05:21:18

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